無料相談フリーダイヤル 0120-460-461 LINEで手軽に無料相談

赤ちゃんがムカデに噛まれないための対策とは?侵入経路を防ぐ様々な施策

赤ちゃんがハイハイできるようになると、家中の隅々まで目が届かなくなるかもしれません。
とりわけムカデは夜行性で、湿ったタイルの目地や押し入れの隅など、赤ちゃんの見えない場所をすり抜けて忍び寄る嫌な存在です。
噛まれると激しい痛みや腫れを伴い、小さな身体には大きなダメージとなりかねません。
そんな恐怖から大切なわが子を守るには、赤ちゃんにもペットにも安全な方法で、ムカデを寄せつけない環境を整えることが不可欠です。
本記事では、赤ちゃんがいる家庭でもすぐに実践できる「侵入経路の遮断」「ムカデが嫌う環境づくり」「忌避剤・ハーブ活用」「赤ちゃんを安全に隔離する工夫」「日常清掃と専門業者利用」の5つの柱を軸に、具体的な手順と注意点を詳しく解説します。
これらを組み合わせれば、赤ちゃんをムカデのリスクから守り、安心して過ごせる住まいを実現できます。

侵入経路を徹底封鎖してムカデをシャットアウト

まずはムカデが屋外から室内へ侵入してくるルートを物理的に遮断しましょう。
赤ちゃん用サークルを設置する前に、家そのものをムカデの通り道にしないことが最重要です。

ドア下・窓サッシの隙間封鎖

ムカデはわずかな数ミリのすき間でも体を押しつぶして侵入します。
玄関や窓の下枠には隙間テープやブラシタイプのドアスイープを取り付けて密閉度を高め、窓サッシの網戸と窓ガラスの間にも補修シートや隙間テープを貼りましょう。
これにより、外からの冷たい風を防ぐだけでなく、ムカデや小さな害虫の侵入を完全にブロックできます。

壁のひび割れ・配管周りのコーキング

外壁や基礎に生じたひび割れ、給排水管のスリーブ穴などはムカデの隠れ家にもなります。
防虫コーキング材を使ってこれらの穴を埋め、シリコンシールで耐水性と柔軟性を確保しましょう。
施工後は半年ごとに点検し、ひびや剥がれを見つけたらすぐに補修することで、家全体の安全性が長期間維持できます。

ムカデが嫌う環境づくりで寄りつかせない

ムカデは高温多湿と隠れ家を好みます。
赤ちゃんのいるリビングや寝室では、乾燥と通気性を徹底してムカデが住みにくい環境を作りましょう。

湿気対策と換気の習慣化

キッチンや浴室、洗面所など水回りは、使用後すぐに換気扇を回し、窓を開けて湿気を排出します。
除湿機を設置し、室内の湿度を50%以下に保つと、ムカデは水分を求めて別の場所へ移動します。
赤ちゃんがいる時間帯は窓開け換気が難しい場合、ドライ運転のエアコンやサーキュレーターで空気を循環させ、湿度をコントロールしましょう。

落ち葉・ゴミの片付けで隠れ家を撲滅

ベランダや庭に溜まった落ち葉、古新聞、段ボール
などはムカデの格好の隠れ場です。
こまめに掃き掃除を行い、草むしりで雑草を除去。
特に雨上がり直後は水分を含んで隠れやすくなるため、翌朝に必ずベランダと庭をチェックし、湿気の多いモノはすぐに撤去します。

赤ちゃんにも安全な忌避剤・ハーブの活用

化学薬品を使わない、天然成分ベースの忌避剤やハーブは、赤ちゃんやペットがいる家庭に最適です。
香りでムカデを遠ざける「やさしい環境づくり」を紹介します。

ハッカ油・ヒノキ油を使った手作りスプレー

ハッカ油やヒノキ油には強力な防虫効果があり、ムカデが触れたくない香りとして知られています。
スプレーボトルに精製水100mlとエタノール10mlを入れ、ハッカ油を5滴、ヒノキ油を5滴加えてよく振るだけで完成。
赤ちゃんが触れない窓枠、ベランダ手すり、玄関ドア周辺などに吹きかけ、週に一度補充すると、自然な防虫バリヤーが維持できます。

植木鉢にローズマリーやレモングラスを配置

ローズマリーやレモングラスはムカデが苦手なハーブとして庭先で活躍します。
小さなポットで育ててベランダや窓際に並べれば、天然の防虫ラインを構築。
赤ちゃんの転倒リスクを考え、手の届かない高さや柵の外側に置くと安心です。

置くだけタイプの天然忌避剤

市販の固形置き型忌避剤にはヒノキやユーカリなどの天然抽出精油が配合されたものがあります。
小さなカップ状の容器で玄関ポーチやベランダの隅に置くだけで月1回の交換でOK。
赤ちゃんが誤飲しないよう、高い位置への設置を忘れずに行いましょう。

赤ちゃんからムカデを遠ざける動線づくり

万が一ムカデが近づいてしまったとき、赤ちゃんから距離を取った安全な場所へおびき寄せ、そこを駆除ポイントにする方法です。

濡れタオル・ビニールシートを“ムカデトラップ”に

ムカデは湿った布やシートの下に隠れる習性があります。
赤ちゃんのいないベランダの隅や庭の物置近くに、濡らしたタオルやビニールシートを敷いておくと、夜間にムカデが集まるトラップになります。
翌朝点検して捕獲し、冷凍スプレーやスプレー殺虫剤で駆除した後、安全に処分しましょう。

ベビーサークル型の侵入防止柵

赤ちゃん用のベビーサークルを玄関ポーチやベランダ手すり周辺に置き、底部に防虫テープを巻くと、ムカデがよじ登りにくい環境が作れます。
高さと底面シールの二重バリアで、ムカデの侵入を物理的にシャットアウトしつつ、赤ちゃんとの境界を明確化できます。

香りアイテムでムカデを誘導

赤ちゃんが過ごす室内には置かず、離れた廊下や物置にムカデの嫌いな樟脳やラベンダー精油を垂らしたコットンを置いておくと、ムカデがそちらへ誘導され、赤ちゃんから距離を取れます。
香りが薄れたら1週間ごとに交換し、常に効果を維持してください。

日常清掃と専門業者への相談で万全を期す

すべての対策を実施してもムカデが大量発生する場合や、赤ちゃんを襲うリスクが高いと感じる場合は、専門業者に依頼するのも賢い選択です。

週1回の含湿エリア清掃で見えない隠れ家を消去

床下収納やキッチンシンク下、洗面所のキャビネット内部など、暗く湿り気のある場所はムカデの隠れ家です。
週に一度はこれらを開け、掃除機やウェットシートで丁寧に掃除し、湿気を飛ばすことで定着を防ぎます。

プロ業者選びのポイント

ムカデ駆除の実績が豊富で、ペット・赤ちゃん配慮プランがある業者を選びましょう。
見積もり時には使用薬剤の安全性、施工保証期間、アフターメンテナンスの内容を確認し、書面でプランを提示してもらうことで、トラブルを防げます。

赤ちゃんのそばにムカデがいるだけで、親の不安は計り知れません。
しかし、本記事で解説した「侵入経路の遮断」「湿気・エサ源の排除」「天然忌避剤・ハーブの活用」「おびき寄せ術」「日常清掃と専門業者の相談」を組み合わせることで、赤ちゃんとムカデをしっかり隔てた安心・安全な住まいを作り上げることができます。
手軽に始められる対策から取り組み、ムカデに怯えない快適な子育てライフを手に入れましょう。

関連記事

湖畔の別荘やセカンドハウスの害虫対策はどうやる?自分でできる方法や業者に頼みたいシーンを解説

長野県安曇野市の害虫駆除業者の探し方と対策まとめ

自動販売機に虫がたくさん集まるのはなぜ?虫を寄せ付けないための対策とは?

コバエを掃除機で吸う際に注意することとは?具体的な手順を紹介

日本のアリの種類と特徴は?一般的なアリから危険なアリまで徹底解説!

PAGE TOP